OS のアップグレードを行う前のキャッシュ削除
Fedora のアップグレードを頻繁に行っていたマシンで、「/」パーティションが不足する事態が発生した。
知らべてみると、「/var/cache/PackageKit」が数ギガの容量を専有していた事が原因だった。
今回はソノことについて解説してみようと思う。
/var/cache/PackageKit
Fedora の場合、キャッシュと呼ばれながらも、「/var/cache/PackageKit」のキャッシュには不具合がある様で、古い OS のキャッシュが削除されずに残っていた。
# ls /var/cache/PackageKit 24 25 26 # rm -rf /var/cache/PackageKit/24 /var/cache/PackageKit/25 |
もしも、Fedora 26 を使用していて、その他の数字が出てくるようであれば、それらはデッドスペースなので、削除して構わない。
また、現行の Fedora のキャッシュが数ギガの容量を専有している場合は、コマンドから削除するのが望ましい。
$ sudo pkcon refresh force -c -1 |
「df」コマンドで「/」パーティションが80% を越えているようなら、確かめた方が良いかも知れない。
$ df |