コマンドラインでフォーマット
ディスクユーティリティーではフォーマットやパーティション作成が失敗することがある。
そんな場合に、コマンドラインからコンパイルする方法を説明する。
ディスク一覧を取得する
# fdisk -l ディスク /dev/sdc: 999.02 GiB, 1072694296576 バイト, 2095106048 セクタ ディスク型式: Storage Device 単位: セクタ (1 * 512 = 512 バイト) セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト ディスクラベルのタイプ: dos ディスク識別子: 0x33ce9ba1
パーティション作成
# fdisk /dev/sdc fdisk (util-linux 2.38.1) へようこそ。 ここで設定した内容は、書き込みコマンドを実行するまでメモリのみに保持されます。 書き込みコマンドを使用する際は、注意して実行してください。 コマンド (m でヘルプ): m ヘルプ: DOS (MBR) a 起動可能フラグを切り替えます b 入れ子の BSD ディスクラベルを編集します c DOS 互換フラグを切り替えます 一般 d パーティションを削除します F パーティションのない領域を一覧表示します l 既知のパーティションタイプを一覧表示します n 新しいパーティションを追加します p パーティション情報を表示します t パーティションタイプを変更します v パーティション情報を検証します i パーティションの情報を表示します その他 m このメニューを表示します u 表示項目の単位を変更します x 特殊機能に移動します (熟練者向け機能) スクリプト I ディスクのレイアウトを sfdisk 互換のスクリプトから読み込みます O ディスクのレイアウトを sfdisk 互換のスクリプトに書き出します 保存と終了 w パーティション情報をディスクに書き込んで終了します q 変更点を保存せずに終了します 新しいラベルを作成します g 新しい (何もない) GPT パーティションテーブルを作成します G 新しい (何もない) SGI (IRIX) パーティションテーブルを作成します o 新しい (何もない) DOS パーティションテーブルを作成します s 新しい (何もない) Sun パーティションテーブルを作成します コマンド (m でヘルプ): g 新しい GPT ディスクラベル (GUID: 6214FC30-4C4D-2047-BCBB-38D1519F1217) を作成しました。 デバイスには既に 'dos' 署名が書き込まれており、write (書き込み)コマンドを実行すると消えてしまいます。詳しくは、 fdisk(8) man ページ、 --wipe オプションを参照してください。 コマンド (m でヘルプ): w パーティション情報が変更されました。 ioctl() を呼び出してパーティション情報を再読み込みします。 ディスクを同期しています。
フォーマット
# mkfs.xfs -f /dev/sdc1 meta-data=/dev/sdc1 isize=512 agcount=4, agsize=60974144 blks = sectsz=512 attr=2, projid32bit=1 = crc=1 finobt=1, sparse=1, rmapbt=0 = reflink=1 bigtime=1 inobtcount=1 data = bsize=4096 blocks=243896576, imaxpct=25 = sunit=0 swidth=0 blks naming =version 2 bsize=4096 ascii-ci=0, ftype=1 log =internal log bsize=4096 blocks=119090, version=2 = sectsz=512 sunit=0 blks, lazy-count=1 realtime =none extsz=4096 blocks=0, rtextents=0 Metadata CRC error detected at 0x561f0549dad0, xfs_agf block 0x1d132201/0x200 Metadata CRC error detected at 0x561f0549dad0, xfs_agf block 0x3a264401/0x200 Metadata CRC error detected at 0x561f0549dad0, xfs_agf block 0x57396601/0x200 bad magic number mkfs.xfs: could not re-read AG 3 superblock
もしも上記の様なエラーが出るなら詐欺ディスクである。 SSD や microSD をネットで購入した場合は、詐欺の場合があるので、値段が安すぎる場合等は購入しない方が無難である。