Linux にフォントの追加
Linux で利用できるフォントには OpenTypeフォント、TrueTyoeフォント、PostScriptフォントなどが存在する。
ここで今回は、Linux でのフォントの追加について説明する。
実は◯用フォントは存在しない
しばしば◯用フォントなどの文字を見ますが、事実上ビットマップフォントを利用しなくなってから、主に利用されるフォントが OpenTypeフォント、TrueTyoeフォントと PostScriptフォントであり、そのどちらもが殆どの環境で利用出きるため、事実上 OS には依存しない形になっています。
従って、Linux 上でもそれらが利用可能ですので、欲しいフォントがある場合は、すべてのフォントを掲載する WEB サイトを対象にしても問題ありません。
※ MSフォントなどはライセンスの関係上、ネット上には存在しない様です。WindowsPC をお持ちの場合は、そちらから直接コピーすれば問題ないそうです。
GNOME Software からインストールする
GNOME Software を起動して虫眼鏡アイコンをクリックし、「font japanese」と入力します。
お気に入りのフォントをインストールして下さい。
WEB サイトからダウンロードする
次のサイトからダウンロードします。(フォントフリー)
ここでは、「昔々フォント」ダウンロードしてみます。
ttf(TrueTypeFont)をクリックします。
実際に使ってみます。
縦書きでは「、。」などに問題がある様です。この問題はフォントに依存するものですので、縦書きではこのフォントは諦めた方が良さそうです。
問題ない場合は、次の様になります。
縦書きを使うには注意が必要
日本語フォントの多くには縦書き用のフォントも含まれています。
オフィスソフト関連では、縦書き用のフォントが含まれていない場合でも、自動的に調整が行われる様ですが、その他のソフトでは自動調整は行われません。
特に DTP 寄りの作業をするのであれば「Inkscape」などのソフトを使用して事前に確認しておいた方が無難です。