phpMyAdmin : MariaDB / MySQL 専用の Web アプリケーション
MariaDB 用の GUI フロントエンドを探していたのだが、コレといって良いモノが見つからなかった。しかし、Web アプリケーションである「phpMyAdmin」を試してみると他の GUI アプリよりも優れている事が確認できた。そこで今回は「phpMyAdmin」のインストールや使い方などについて説明する。
なお、MariaDB / MySQL はインストールが完了しているモノとする。セットアップがまだの場合はコチラを参照してください。
インストール
$ sudo dnf install phpmyadmin
Apache の再起動
$ sudo systemctl restart httpd
phpMyAdmin にアクセス
次にアクセス「http://localhost/phpMyAdmin」
「phpMyAdmin 環境保管領域が完全に設定されていないため、いくつかの拡張機能が無効になっています。理由についてはこちらをご覧ください。
代わりにデータベースの操作タブを使って設定することもできます。」
※ この警告が出た場合は、「こちら」の部分をクリックして解決。
データベースの作成
一番上にある「新規作成」をクリック
データベース名と文字セットを選択して「作成」。ちなみに「utf8mb4」は正式な文字コード名ではなく、MariaDB / MySQL 特有の「UTF-8」です。これは UTF-8 の1文字の最大バイト数が4バイトであるにも拘わらず、ほぼ全ての文字を格納できる1文字3バイトを選択した結果です。しかしながらスマートフォンで「?」などの4バイト文字が利用される事が出てきた結果、仮の名称として MariaDB / MySQL が「utf8mb4」を指定しました。つまり、 MariaDB / MySQL 以外では「utf8mb4」は存在しません。
テーブル作成
チェックボックスの意味
- 「NULL」 NULL を許可
- 「A_I」 AUTO INCREMENT
ユーザー追加
「新規作成」の「ユーザアカウントを追加する」を選択
中段くらいの「データベース」を選択
データの操作
左のペインで、データベースに関する操作ならばデータベースの選択、レコードの操作ならばテーブルを選択すれば良い。検索やレコードの追加/変更/削除も簡単だ。